スティーヴ・マックィーン その男とル・マン

2016/07/07 シネマート心斎橋
6/10

マックィーンのファンじゃなかったら
ちょいキツいかも知んないけど
私のような(自称)大ファンなら
けっこう楽しめるドキュメンタリーです

「栄光のル・マン」
本国では散々な酷評祭りだったらしいけど
日本じゃ大ヒットしましたからね

小学生だった私は
リバイバルで観に行ったんですよ
親父に腕引っ張られてワケもわからず
梅田のOS劇場ですよ
天下のシネラマですよ
元々シネラマ方式で
撮影されているかどうかなんて
この当時 そんなこと気にするワケもなく
生まれて初めての大画面体験
とにかく どデカかったなぁ と
車 いっぱい走ってたなぁ と

正直 その程度の感想でした

ただ その頃からもぉ
マックィーンの大ファンだったんで
彼が大画面に現れてくれる
ただそれだけで大満足でした

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FAKE

2016/06/13 第七藝術劇場
6/10

「さぁーてと 何から行きますか?
やっぱ猫ですか?」

「いいわあんなの
あざといだろ いくらなんでもあれ
なんで奴がいるのか
分かりやす過ぎて怖いわ逆に」

「完全に擬人化してましたもんね」

「単に喋らないだけ みたいな顔
プンプン匂わせてたな
それより
フジの連中のくだりがおかしくってさ
1度笑っちまったら
止まらなくなっちゃって」

「どのあたり?」

「どのあたりとかじゃなくて
手前から2人目の若造の
チャラさ加減がハマっちゃって
なんなんだよあれ?」

「誰のこと言ってるの?」

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園子温という生きもの

2016/05/20 テアトル梅田
5/10

画面から察するに 園監督
福島の方々と良い関係を
築かれてるようで
なんだか思わずホッと
胸を撫でおろしてる自分がいました

「ヒミズ」で私が感じた
大きなお世話感はもしや
こちらの勝手な憶測に過ぎず
大きなお世話とは実は
私に向けられたものであったのかも
という気持ちになったからです

いや きっとそうに違いないですね

「ひそひそ星」
そう私に教えてくれています

申し訳ございませんでした

この場を借りてお詫びいたします

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カルテル・ランド

2016/05/17 シネマート心斎橋
6/10

別に達観ぶりたいわけじゃないけど
正直 そこそこだったなぁ と

先に「ボーダーライン」観てるし
と言っても
あれもストーリーがどうのこうのより
国境を通過するまでのシーン
に尽きるんだよね
完全なフィクションとして
こっちは身構えてるし

あと こういうメキシコ事情も
いろんなところで散々見て聞いて
さすがに深くまでは知らないけど
にわか程度なら事前情報持ってるし

目から鱗的なものでもあったんなら
ちょっと得した気分にでもなったんだけど
それらしいのって
アリゾナ側のお話なんだけど
急激な展開があるわけでもなく・・・

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牡蠣工場

2016/03/21 第七藝術劇場
7/10

そこへカメラが介入することで
世界は異化されてしまう

どうにも致し方ないこの事態を
大前提として被写体へ臨み
いったん分離された各要素を
もう一度別のフィールドで組織化し直すこと

もしやこれを「ドキュメンタリー」という名で
とりあえず総称してみるなら
それは視界のことごとくに設置された鏡で
否が応でも自身の全身像と
一から付き合わされることになる
もはや笑って誤魔化すしか手立てのない
羞恥プレイにならざるを得ないのであろう

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